概要
当センターではドクターカー(24時間・365日)、救急ヘリ(日中)による病院前救護を行なっています。
ドクターカーは専属運転手が運転し、トレーニングを受けた医師・看護師、実習救命士が搭乗しています。年間出動件数は400件前後です。その内、実際に当センターに搬入される重症症例は200件前後です。
当センターではドクターヘリの運用はしておらず、兵庫県と神戸市の航空隊の協力のもと、神戸ヘリポートに常駐する消防防災ヘリを活用しています。救急ヘリには、医師・看護師および航空隊の救命士が搭乗して活動しています。年間出動件数は約30件です。
教育体制
全症例を週1回の検討会(ドクターカーカンファレンス)で検証し、診療技術の向上やシステムの改善に努めています。
- ドクターカーカンファレンス(毎週火曜)
また病院前救護の技能維持のため、毎月勉強会を開催しています。
- M&Mカンファレンス(月1回)
神戸市消防局の協力により、安全研修、ヘリ搭乗研修、ヘリ搬入訓練を行なっています。
エリア災害対応
当センターは現場に出動して多数傷病者対応を行うだけでなく、院内に災害対策本部を立ち上げ関連諸機関との連絡・調整を行い、エリア災害対応にあたります。