初療は平時や災害発生時に、救命救急患者を24時間体制で受け入れる救命救急医療の最前線にあるユニットです。
初療のフィールドは、初療室、ハイブリッドER、血管内治療や検査を行うアンギオ室、手術室、中材室、CT室、ドクターカーで出動するプレホスピタルです。
救急医をはじめとし、各科専門領域の医師、看護師、放射線技師、検査技師、薬剤師、医事課スタッフにより、患者を危機的状況から一刻も早く救うため、迅速で的確な判断を行い、チーム医療を実践しています。
初療では、
- 搬入された患者の全身評価を速やかに行う
- バイタルサインの変化を素早くキャッチできる観察力と判断力、迅速な対処ができる
- 医療チームメンバー間の連携を図り、高度な専門知識と、技術を駆使し救命にあたる
- 医療チームメンバーが各々の力を十分発揮できるように調整する
- 救急搬送された患者のご家族への支援する
を目標に取り組んでいます。
専門性の高い知識、技術の習得と、人間性のあるケアが展開できるよう日々、自己研鑽を積むとともに、カンファレンス等を通してチームとして成長できることを目標として取り組んでいます。
プレホスピタル活動では、悲惨な現場を体験する機会も多く、お互いのメンタルサポートを行っています。
また、突然の事故などにより、ご家族を失う事例も多く、家族看護にも力を注いでいます。