災害医療支援活動

新潟県中越沖地震

平成19年7月16日 10時13分ごろ、新潟県上中越沖(新潟市の南西60km)を震源とする強い地震があり、新潟県柏崎市、長岡市、刈羽村等で震度6強を観測しました。余震は70回以上にも及び、地震翌日17日の時点で、死者9名、負傷者900名、1万人の方が避難所生活を余儀なくされました。  当センターからも地震に対する医療救護活動及び現地の調査活動のため、中山副センター長を長とする医療活動チーム(10名)を、ドクターカーと借り上げ車両の2台を使用し、DMATの参集拠点である新潟県柏崎市のJA新潟厚生連刈羽郡総合病院に派遣しました。

7月16日 15時30分 センター長の見送りを受けて、中山福センター長、松山救急副部長、鎌田師長、安井看護師、安部事業係長、救急救命士(黒井さん、奥見さん)、ドライバー(長濱さん、田中さん、中上さん)がセンターを出発しました。
16日21時30分魚津市内に宿泊し、17日8時30分 柏崎刈羽郡総合病院に到着。救急診療活動支援(病院支援)チームと巡回診療(避難所巡回)チームの2チームに分かれて活動を始めました。

新潟県中越沖地震の被害状況

平成19年7月25日 現在

死者11名(建物の下敷き9名、
外傷性硬膜下血腫1名、熱傷1名)
重軽傷者1,893名
全壊家屋963棟
住家被害12434棟

ページ
トップ