継続教育

制約ある時間と変化する社会の動向には充分とは言い難い指導体制の中で、その時々の需要とニーズに応じてタイムリーに計画を変更・追加しながら教育計画を進めています。

平時の医療は「予測できない医療」です。このような環境の中で「人・時間」を有効活用して看護の質を積み上げていくべく教育計画の構築を目指し、平成27年度も外部の専門家の支援も受けながら抜本的な見直しを図っている所です。

  1. 研修体制・内容
    1. 集合研修
      ・看護部教育委員会が中心となり企画運営
      ・卒後1~3年目までの集合研修は、一体化運用する神戸赤十字病院看護部と合同企画運営
    2. ラダー研修
      ・日本赤十字看護師の看護実践能力の指標に則ったラダー別研修実施
      * 希望者は受講することができる
    3. OJT
      ・各部署、委員会主催による研修
      * 入院患者(治療)に合わせ、看護師・医師が協働してタイムリーに計画し開催する
  2. 新人研修
    1. 新卒新人教育                      
      近年、新卒新人看護師の「救急・災害医療」への憧れと入職希望は少なくありません。しかしながら、通常の急性期病院ICU以上に高度で難易度の高い医療を提供しています。入職して来られた新人看護師の志を大切に、患者の医療ニーズと新卒新人看護師の学ぶペースを見極めながら“新人支援チーム”が一丸になって支援しています。
      [体制・内容] プリセプターシップ     
      * 集合研修は神戸赤十字看護部との合同研修でじっくり・しっかり支援します
      * OJTではシミュレーション教育を多く取り入れリアルタイムで学びを深めます
      * 「看護技術の習得」は日本看護協会のガイドラインにそって段階的にすすめます。難易度の高い技術は2年計画で進めます
    2. 既卒新人(経験看護師)
      看護職員の入れ替わりが激しい中、確実な看護の提供と質の向上のために経験ある看護師の皆さんの入職は大変貴重です。看護師としてのキャリアは様々です。まさに十人十色です。私たちも、早く皆さまの“持ち味”を知り活用し、発揮していただきたいと思っております。対等な関係で“切磋琢磨”し合えるように、話しやすい職場環境作りに努め、看護力アップを目指します。
      [体制・内容]  
      * 個別に相談支援ナースを配置し、日常の相談・支援に応じます
      * センターの特殊性の理解を促進する為に、
        早い時期から多職種協働企画の研修参加を促します

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